三重県小児科医会
Mie Pediatric Association
三重県小児科医会について
ごあいさつ
県小児科医会の方向性
令和5年5月より野村豊樹先生から三重県小児科医会会長に就任致しました落合仁です。就任にあたり県小児科医会が果たす役割として身体、心理、社会的な(Biopsychosocial)な健康を評価し支援するしくみを確立することに力を注ぎたいと考えます。現在、県内の小児医療は限られたマンパワーで日夜診療にあたっていただいている先生方に深謝申し上げます。コロナ禍、大学、病院勤務の先生方と診療所の先生方との対面機会も大幅に減り、今後、三重県の小児医療をより盤石にするためにも各地区勉強会の復活を含め、交換の場を医会が設定できるように努力していきます。
令和元年(2018)12月に成育基本法が施行され、子育て世代の切れ目ない支援が国民の責務と明文化され、子育て世代全てを対象にポピュレーションアプローチが地域の責任となり、地域の拠点として子育て世代包括支援センターが設置されました。まだまだ小児科医の参画がみられず、今後各地区医師会単位で開催される乳幼児保健検討委員会を通し、支援センターの活性化に寄与することを期待します。また少子化対策に関して、みえ県民一万人アンケートでも実際に親が産み育てる子どもの数が本人の理想とする人数を下回る傾向があり「子育てや教育にお金がかかりすぎる」80.5%、「仕事と子育てを両立できる職場環境ではない」「子育て環境が整っていない」という回答者が多くこの課題は県小児科医会が今後提言をまとめ実践していく必要があります。
現在医会には成育部門の下に周産期、乳幼児保健、感染症・予防接種、保育園医、小児救急医療事業運営、移行期医療の6つの小委員会、会員部門の下に将来の在り方検討、学校保健、小児在宅検討、会報、ホームページ、学術、社会・医療経営、若手医師の8つの小委員会があり、今後年度ごとの活動状況や委員会の成果や方針を医会定例で発表していただき会員間の共有と勤務医の方々にもオブザーバーとして委員会の討議に参加していただき三重県の現状を知っていただく機会を増やしていきます。
三重県小児科医会
会長  落合 仁
組織と役員構成
会  長
落合  仁
副会長
三谷 義英
早川 豪俊
岩本彰太郎
理  事
桑名・いなべ地区:
桑原  浩
近藤  久
(桑名総合)森谷 朋子
四日市地区:
水谷 健一
貝沼 圭吾
(県立総合)杉山 謙二
(市立四日市)牛嶌 克実
鈴鹿地区:
柴田 丈夫
太田 拓哉
津地区:
梅本 正和
(三重大学)平山 雅浩
(三重病院)谷口 清州、菅  秀
(子ども心身発達医療センター)中西 大介
久居一志地区:
山城 洋樹
(三重中央医療センター)小川 昌宏、佐々木 直哉
松阪地区:
大久保 俊樹
長谷川 昌弘
(松阪中央総合)池山 夕起子
伊勢地区:
花田  基
倉井 峰弘
(伊勢赤十字)一見 良司
志摩地区:
関 志麻子
紀北・紀南地区:
加藤  孝
伊賀・名張地区:
稲持 英樹
(岡波総合)宮原 雅澄
監  事
松田  正
豊田 秀実
顧  問
野村 豊樹
沿    革
昭和39年 1月
三重県小児科医会設立
初代会長  山浦 久治
三重県小児科医会  会則制定
昭和49年 6月
三重県小児科医会  2代会長  鷲尾 滋夫
昭和54年 5月
三重県感染症サーベイランス事業
昭和58年 7月
三重県小児科医会  3代会長  千葉良胤
三重県小児科医会会報創刊
昭和62年 6月
三重県小児科医会医学奨励金設立
平成 2年 7月
三重県小児科医会新会則制定
昭和39年会則廃止
平成 3年 7月
三重県小児科医会  4代会長  小島 當三
平成 7年 7月
三重県下新予防接種法に基づき個別化・市町村相互乗り入れを三重県医師会と協働で実現
平成 9年 4月
三重県下3歳未満乳幼児医療無料化(償還制)
三重県こども家庭健康センター調査事業費計上
平成 9年 5月
三重県小児科医会  5代会長  熱田 裕
平成14年 4月
みえ子ども医療電話相談事業開始
平成16年11月
みえ子ども未来フォーラム開催
平成18年11月
みえ子ども医療電話相談事業→#8000事業に移行
平成21年10月
第5回日本小児科医会生涯研修セミナー開催
平成23年 5月
三重県小児科医会  6代会長  山城 武夫
平成24年 4月
三重県小児科医会ホームページ開始
平成27年 5月
三重県小児科医会  7代会長  野村 豊樹
令和5年 5月
三重県医師会  8代会長  落合 仁