2015.09.28小児在宅検討委員会

近年、新生児医療を含む小児医療の進歩に伴い、以前では救命困難であったお子さんの中にには救命され、家族とともに自宅で過ごすことができるようになってきました。
しかし、一方で継続的に気管切開、人工呼吸器、経管栄養管理といった高度な医療を必要とするお子さんも増え、地域における小児在宅医療連携の重要性が指摘されています。
こうした背景から、当委員会は県内の小児在宅医療連携の在り方を検討し、医療的ケアを要する子どもと家族を支援する体制を構築するために、平成26年度、三重県小児科医会内に発足しました。メンバーはNICUを抱える総合病院及び小児科を主標榜とする地域診療所の小児科専門医12名より構成され、地区小児臨床懇話会等の勉強会の場で、小児在宅症例検討、実技講習会を企画・実施しています。

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